昆虫学者として活動している「丸山宗利(まるやま むねとし)」さん。
虫好きとしては国内トップに君臨するようです。
今回は、丸山さんの学歴と経歴をまとめてみました。
丸山宗利プロフィール
名前:丸山宗利(まるやま むねとし)
生年月日:1974年4月30日
出身地:東京都
職業:昆虫学者
丸山宗利さんは、1974年4月30日に静岡県で生まれ、東京都で育ちました。
幼少期から昆虫に興味を持ち、その情熱は現在まで続いています。
アリと共生する甲虫の新種を発見し、その多様性を解明していくのが専門だが、研究対象は多岐に渡ります。
丸山宗利の学歴は?
高校は『獨協高等学校』
丸山宗利さんの出身高校は、東京都文京区にある「獨協高等学校」です。
こちらの高校は、明治時代に設立された歴史ある学校で、中高一貫の教育を提供し、新入生募集を行っておらず、生徒は中学から高校まで一貫した教育を受けることが特徴です。
偏差値は67で、入学難易度も高いようです。丸山さんの学力が高かったことがわかります。
大学は『東邦大学』
丸山宗利さんの出身大学は、東邦大学理学部生物学科に進学しました。
東邦大学の特徴の一つは、業界との連携強化や実務経験の重視にあります。
実践的な教育カリキュラムや専門知識を身に付ける機会が豊富であり、卒業生の多くが社会で即戦力として活躍しています。
東邦大学理学部の偏差値は49〜56。
研究施設や図書館など充実した環境を整備し、学生がより深い知識や能力を磨くためのサポート体制も整っているようです。
このような環境下であれば、研究に情熱をそそげそうですね。
大学院は『北海道大学大学院』
東邦大学理学部を卒業後は、北海道大学大学院農学研究科の昆虫体系学教室に進学します。
博士課程を3年で取得。
国内外から優秀な学生や研究者が集まり、幅広い専門知識を身につけることができます。
偏差値は67です。
丸山宗利の経歴まとめ
丸山宗利さんの経歴をまとめてみました。
・獨協高等学校を卒業
・東邦大学理学部で、ハネカクシの分類学的研究を開始。
・北海道大学大学院農学研究科で、修士論文では広義のアリノスハネカクシ属を扱う。
・2000年、博士課程を3年で修了。博士論文では好蟻性ヒゲブトハネカクシ亜科を扱う。
・2003年、日本学術振興会特別研究員 (PD)に採用。
・2006年、日本学術振興会海外特別研究員に採用。
・2008年、九州大学総合研究博物館助教に着任。
・2012年、自身の半生を綴った本を出版。
・2014年、『昆虫はすごい』がベストセラー。
丸山宗利博士は、東邦大学理学部生物学科を卒業後、北海道大学大学院農学研究科で博士課程を修了しました。
東邦大学ではハネカクシの分類学的研究を始め、卒業研究では27種のヒメキノコハネカクシ属を扱い、論文として発表しました。
北海道大学では広義のアリノスハネカクシ属を研究し、2003年に博士号を取得しています。
その後は国立科学博物館やアメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館で研究員を務め、2008年に九州大学総合研究博物館に着任しました。
丸山博士は約400万点もの昆虫標本を管理しながら、日本各地や世界各地で昆虫調査を行っており、多くの新種や新属を発見しています。
著書も数多く執筆しており、「昆虫はすごい」(光文社新書)などがベストセラーとなっています。
特に専門分野であるアリと共生する昆虫の多様性解明においてはアジアでは第一人者
として知られています。
まとめ
今回は、昆虫学者の「丸山宗利」さんの学歴や経歴についてご紹介しました。
出身校を見ると、頭が良かったことが伺い知れますね。
また、現在も分類を中心に研究を進めながら、国内外で講演活動や調査活動を精力的に行っています。
その情熱とフィールドで培った豊富な経験から、「虫好きのトップ」とまで称されるほどです。
丸山宗利博士は、その専門知識と貢献により昆虫学界だけでなく広く社会に貢献している優れた研究者であることは間違いありませんね。
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