フリージャーナリストとして活動する「安田純平」さん。
今回、旅券発給拒否が日本政府によって国敗訴となりました。
この件に関しては、政府の『裁量権が逸脱か乱用』されたのではないかとの指摘もあります。
一部では「捕まっても自己責任」という声も上がっていますが、世間の賛否についてまとめてみました。
安田純平はシリアで約3年4ヶ月拘束されていた!
安田さんは、ジャーナリストとして紛争地で取材を行っており、その活動によって身代金目的で誘拐された経験があります。
内戦下のシリアにおいて、約3年4ヶ月の間拘束されていました。2018年10月に解放。
自らの経験から、「シリアで解放された時に政府は密かに身代金を払った」「イラクなどで5回も人質になった」といったフェイク情報の拡散が心配だと語っていました。
旅券拒否「裁量権逸脱か乱用」と処分の取り消しに!
安田さんは、日本に帰国後、外務省よりパスポートの発給を拒否されることに。
このことが違法だとし、国に発給拒否処分の取り消しなどを求めた訴訟を起こし
2024年1月25日、東京地裁にて「裁量権逸脱か乱用」と処分の取り消しに。
安田さん側は、旅券発給拒否は憲法が保障する移動の自由を侵すものだと主張。
また、当該条文は特定の国への1回限定で旅券を発行していた時代の名残であり、
現行旅券では何度でも海外渡航できるようになった現在、その条文自体が違憲であると訴えていました。
旅券発給に賛否の声「捕まっても自己責任」と厳しい意見!
世間の声は様々です。
国が行くなと通達した地域に行く安田氏、 これは税金がかかる話なので、簡単に、 許諾していい内容ではありませんよね
引用:Yahoo!ニュース
パスポート発券してやれや。一筆書かせてよ。 「捕まっても自己責任で」て。
引用:Yahoo!ニュース
次にこの方が拘束されれば、この裁判官の過失として、自腹で補償させて下さい。
引用:Yahoo!ニュース
全然反省してないし、懲りてないみたいだしまたシリアとかアフガニスタンとか行くよ。再発行しちゃいかんと思う。
引用:Yahoo!ニュース
一部では安田さんの行動に対して「なぜ危険な地域にわざわざ行くのか」「自己責任だから捕まっても仕方がない」といった冷たい意見も見られます。
安田純平の取材活動を支持する声も!
安田さんの取材活動を支持する声も多くあります。
安田さんのような人が紛争地や危険地帯に行って取材してくることは、日本に住む人々にとって非常に重要だと私は考える
引用:Yahoo!ニュース
彼のジャーナリストの宿命みたいなものを感じるのは私だけではないと思う。
引用:Yahoo!ニュース
こういうジャーナリストが体を張って取材してくれるから,紛争地域のリアルな姿を報道できる。
引用:Yahoo!ニュース
「ジャーナリストは情報を追い求める使命がある」「安田氏の報道活動によって我々は現実を知ることができる」といったコメントも見受けられました。
まとめ
今回は、安田純平さんの旅券発行の賛否についてまとめてみました。
この問題は、単純な賛否では済まされない難しい問題でもありますね。
ジャーナリストとして紛争地での取材活動を続けることは、その重要性が認められる一方で、彼自身の安全面や政府の判断にも慎重な考慮が求められます。
最終的には、日本政府が安田さんの旅券発給拒否に対して、どのような対応をするのかが注目されます。
ジャーナリストの取材活動と言論・報道の自由を尊重しつつ、安全面も考慮した適切な措置が求められるでしょう。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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